森田駿哉
富山商業高校→法政大学→Honda鈴鹿→巨人(2023年ドラフト2位)
巨人ドラフト2位で指名された26歳の社会人投手
富山商業高校では地区ナンバーワン左腕としてプロからの注目を浴び3年夏には10年ぶりの県大会優勝を達成。
甲子園でも初戦の日大鶴ケ丘高校戦で完封勝利、続く関西高校戦も完投勝利を挙げチームをベスト16に導いた。
大学は東京六大学の法政大学に進学。1年春から実戦登板し開幕戦の慶應義塾大学戦で6回無失点の好投で大学初勝利を記録。最速147キロを計測し実力を見せつけた。
しかし肘を痛めてしまい1年秋以降実戦登板から遠ざかり4年春まで復帰が遅れた。
大学では1年春に挙げた1勝に終わりプロからの指名はかからなかったため社会人野球の道へ進む。
Honda鈴鹿では1年目から試合に登板し150キロ左腕としてチームに貢献。
しかしプロから声がかかることはなく社会人3年目からはプロではなくチームの為に腕を振り4年目の昨年に公式戦6勝を挙げ実力が花開いた。
5年目の今年は6月の都市対抗野球にトヨタ自動車の補強選手として選出されチームの大会優勝に貢献した。
今年のドラフト会議で巨人にドラフト2位で指名され本人も驚く高い評価でのプロ入りの道が開かれる事になった。
最速154キロの真っすぐにスライダー・チェンジアップ・ツーシームなどが武器の本格派左腕
ツーシームを左バッターのインコースに投げ込む度胸の良さも魅力で力強いボールを放る。
来季からチームメイトとなる岡本和真・船迫・岸田とは同年代であり高校日本代表では岡本・岸田と共に日の丸を背負った。
来年27歳となるオールドルーキーだが「僕が活躍する事で他の選手の評価も高まるので代表としてしっかり頑張っていきたい」と決意を語っている。
パワナンバー：13100 32089 50044
クロスファイヤー：対角線に投げ込めるのも魅力
一発：今季5被本塁打
まさか来年も岡本世代が1人増えることになろうとは
大学でのケガや社会人での覚醒と紆余曲折を経てのプロ入り相当な覚悟を持って入ってくると思います。
チームに貢献してプロに入って良かったと思える野球人生を謳歌してほしいですね。
コメント