翁田大勢 #15
西脇工業高校→関西国際大学→巨人(2021年ドラフト1位)
2024年成績 43試合 1勝2敗5ホールド29セーブ 防御率0.88 WHIP0.88
リーグ優勝に貢献した巨人3年目の守護神
ケガに泣いた2023年から再起を図るべく迎えた2024年だったが、
春のキャンプで右ふくらはぎ痛により早々に離脱。
首脳陣の計らいでファームで調整していたがイースタンリーグ開幕戦に登板を果たすなど、
順調な回復ぶりを示し滑り込みで開幕1軍入りを果たした。
阿部監督公式戦初試合となった3月29日の阪神戦で9回に登板し1イニングを無失点に抑え
阿部監督公式戦初勝利の試合を締めくくった。
4月4日の中日戦で自己最速となる160キロを計測し2024年シーズン初セーブを記録した。
5月3日の阪神戦で登板中に右肩の違和感を訴え途中降板。
1か月以上にわたる調整の末、6月30日に再び1軍登録されると、
7月から10月にかけて31試合に登板しそれまでの期間で許した失点わずか2と守護神の仕事を遂行した。
7月9日の試合で新人年から3年連続の2桁セーブを達成したが、新人から3年連続2桁セーブは球団初の快挙だった。
9月28日の広島戦で9回2アウトの場面で登板し最初のバッター二俣にヒットを許すが、続くバッター末包をセカンドゴロに抑え自身初の胴上げ投手になった。
2024年シーズンは離脱もあったが最終的には43試合に登板し29セーブを記録。
防御率は0点台と圧巻の投球を見せてチームの優勝に大きく貢献した。
大学時代には先発として登板経験があり、巨人入団当初は先発として期待されたが
当時の1軍投手コーチだった桑田真澄(現2軍監督)がクローザーでの起用を当時1軍監督だった原辰徳に進言し受け入れられた。
6歳上の姉は陸上競技の選手であり、4歳上の兄は大勢の母校である西脇工業高校が2013年に夏の甲子園初出場した時のエースピッチャーだった。
パワナンバー:13400 70475 11910
威圧感:今年のピッチングスタイルと成績ならふさわしいと判断。というかデフォが弱いと思う。
ゴロピッチャー:2024年ゴロアウト数44 割合36.1%逃げ球:被本塁打0ですが暴投も1なので除外。威圧感が代わりになると判断。
シーズン中に1回離脱した時は萎えましたが、戻ってきてからの大勢はマジで半端なかったですね。
冗談抜きで12球団ナンバーワンの抑えだったと思います。
まずはCSを勝ち抜かないといけませんが、シーズンと同じく大勢には日本一を決める試合の胴上げ投手にもなってほしいですね。
年々凄みを増す翁田大勢のピッチング、もうちょっと目に焼き付けたいと思います。
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