鈴木尚広 #12
相馬高校→巨人(1996年ドラフト4位)
2008年成績 .304 3本 17打点 30盗塁 OPS.763
2000年代と2010年代の巨人を代表する俊足が売りの外野手
2008年当初は代走・守備固めの出番が多かったが、7月頃から1番に定着。
鈴木が出塁し強力クリーンアップが鈴木を返す攻撃パターンが確立し一時は自力優勝が消滅した阪神を猛追する。
9月19日には阪神の江草から右打席で初のホームランを打ち阪神との直接対決を7連勝で締めくくるなどシーズン最終盤で13ゲーム差をひっくり返す大逆転優勝に貢献した。
鈴木自身もこの年自己最多を上回る30盗塁を記録。巨人でシーズン30盗塁を記録したのは1990年の緒方耕一以来となった。
西武との日本シリーズでは盗塁0に終わったが第3戦でホームランを放つなどチーム最多のシリーズ4打点を記録。バッティングでチームに貢献し日本シリーズ優秀選手賞を獲得した。
自慢の足を活かした好守も評価されこの年のセリーグ外野手のゴールデングラブ賞を受賞。
キャリアハイの成績を残す順風満帆なシーズンとなった。
翌年以降は再び代走要員での出場が多くなるが、2014年には橋本到の浅いライト前ヒットで2塁からキャッチャーのタッチを搔い潜る神走塁を披露するなど代走の切り札として長らく定着。
2016年に引退後解説者を経て2019年に巨人1軍外野守備走塁に就任。
しかし同年限りで同コーチ職を退団した。
その後Youtubeチャンネルを立ち上げるなどしていたが2023年から再び巨人の1軍外野守備走塁コーチに再就任する事が決定。
2024年からは2軍外野守備兼走塁コーチとしてチームに携わっている。
前述の右打席初ホームランを打った際当時4歳だった息子に「次ホームランを打ったら怒るよ」と言われた事がある。
その当時はまだ野球を詳しく分かっておらず走る父親の姿が好きでスライディングの練習ばかりしていた。
2008年10月5日にホームランを打った時は息子から「ナイス!」と喜んでくれたという。
パワナンバー:13300 70682 83887
対左B:対左.324(105-34 2HR)対右は.289(142-41 1HR)
盗塁A:盗塁成功率.857
内野安打◯:内野安打率16.0%
基本的に2022年に作成した時の鈴木尚広と能力値は一緒です。
今回は走塁系の特殊能力の説明をちょいと加えています。
色々ありましたが20~30代の巨人ファンにとって巨人のスピードスターといえば鈴木尚広だと思います。
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