データで語る浅野翔吾2023年3月、4月

2023年 データ

赤松こめしゃです普段はパワプロで選手を作ってこのブログに投稿したりしています。
今回ですが趣向を変えましてこちらで独自に集計したデータを基に色々語っていきたいと思います。

さてプロ野球も開幕から1か月が経過し盛り上がりを見せています。
私が応援している読売ジャイアンツは現在セリーグ5位と低迷しておりますがその中で秋広選手・中山選手・横川投手・直江投手・田中千晴投手など若い選手の活躍もあるため去年よりはマシだと思っています。

秋広選手や横川投手らについても今後語れる機会があればその時頑張りたいと思いますが、今回ご紹介するのは昨年のドラフト1位浅野翔吾選手についてです。
浅野選手といえば長年くじ運がなく毎年毎年ドラ1の競合を外してはその度に萎える思いをしていましたがその巨人ドラフトの負の連鎖を止め岡本和真選手以来となる高卒ドラ1野手として入団した鳴り物入りのルーキーです。

甲子園やU-18での活躍はもちろん、あのイチローさんが化け物と形容するそのバッティングは多くの巨人ファンの期待の星として注目されていると思います。
今回はその浅野選手の4月末までのデータを集計したのでそちらを参考にここまでの成績について語りたいと思います。

プロの球に苦戦した3・4月、しかし光明も

早速ですが浅野選手の4月30日までの成績を紹介します。

打率.200(65打数13安打) 1本塁打 7打点 二塁打2 三塁打0 盗塁2 盗塁死0 三振24 四球7 死球1 犠打0 犠飛2 失策1 出塁率.280 長打率.277 OPS.577

ご覧のように打率は2割ちょうどと3・4月はプロの壁にぶつかり苦しんだ1か月だったように見えます。
開幕戦こそ猛打賞デビューでしたが15打席ノーヒットなどで途中まで打率1割台を推移する状況でした。

特に三振の数は多くここまで22試合に出場し24三振と試合数を上回る数です。
1試合2三振以上した試合は7試合とプロの投手の対応に苦労した印象は否めません。

しかし苦しんだ反面一部のデータでは光るものを見せた一面もあります。
まず1つが対左投手の打率です。実をいうと浅野選手4月16日まで対左投手の打率は.000そう全く打てませんでした。

しかし4月18日の楽天戦で対左投手から初ヒットが飛び出すとそこからは対左投手との対戦があった試合全てでヒットを記録。
4月までの対左投手の打率.261(23-6)ですが4月の対左投手月間打率は.316(19-6)と3割越えを達成しました。

4月半ばまで全く打てなかった左投手を月間3割まで持ち直した対応力にはドラ1の才能を感じますね。
また4月30日の日本ハム戦では左投手の上原投手からプロ初ホームランとなる3ランを放ち開幕戦以来の長打を記録しました。

まあその内打つだろうと思っていたしそこまで気にしてはいませんでしたが4月最後にホームランが出たのは本人にとって大きな一打だったと思いますね。
5月以降はどうなるか分かりませんが対左投手の成績が良化したのは1つの良さでしょう。

2つ目は選球眼の良さです。浅野選手のIsoD(出塁率から打率を引いた数)は0.080。
同期であるドラフト2位の大卒野手萩尾選手が0.086ですから4つ年上の先輩に匹敵する選球眼を持ち合わせている事になります。

元の打率が低いので出塁率は3割に届いていませんが2軍で三振数が多く四球数が少ない所謂フリースインガーではないのでこの指標に一安心する人はいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ5月に入ってから攻め方も変わってくると思うのでIsoDも変化してくる可能性はあります。

まだ数字の振り幅が大きい時期ですので鵜呑みにはできませんが今後もIsoDの数値には注目していきたいと思います。

以上が浅野選手の良いと思ったデータの紹介です。まだまだ物足りなさを感じる成績ではありますが長いシーズンの1か月が終了しただけですしここから浅野選手が適応し成績を上げてくる可能性もあるのでそれを信じて見守っていきたいと思います。

ストライクゾーン別打率

続きまして4月までのストライクゾーン別打率のご紹介です。↓に画像を載せますのでご覧ください。

すみません急いで作ったのでボールゾーンの枠まで白塗りで表示していますがこちらが浅野選手の4月までのゾーン別打率になります。
真ん中高めと真ん中低めの成績が良く甘い所にきた球は仕留めているという事になるんでしょうかね。その割にど真ん中が2割ちょうどというのはちょっと面白いですが。

インコースの打率が全体的に低いのでしっかり内に投げ切られると厳しい感じですがそれが甘くなって中に入ると捉えるという事だと思いますのでこの辺りは1年目の4月なら及第点ではないでしょうか。

まだ打数も少なく打率は乱高下すると思いますのでこの時点でははっきりとは分かりませんね。
5月に入ってからよりデータも洗練されてくると思うのでこちらも引き続き注目していきたいと思います。

終わりに

というわけで浅野選手の4月までのデータをご紹介して参りました。
実はまだストレートの打率だったり変化球の打率だったりそういうデータも持っていましたが初めての試みという事もある他、データも不十分なので温存させていただきました。

色々言いましたが浅野選手、良い部分もあれば課題もはっきり見えた部分もあるのでこれからも追いかけるのが楽しみだという気持ちにまったく変化はありません。
5月以降も引き続き浅野選手のデータを収集していきたいと思います。

次回は6月初めに行えたらと思いますが気まぐれな性格なので時期は多少上下するかもしれません。
Twitterで告知など行えたらやりますので適宜チェックしてくださると助かります。

では6月にまたお会いしましょう。ここまでご一読くださりありがとうございました!

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