杉内俊哉 #18
鹿児島実業高校→三菱重工長崎→ダイエー・ソフトバンク（2001年ドラフト3位)巨人(2012年～2018年)
2012年成績 24試合 12勝4敗 防御率2.04 WHIP0.98通算142勝を挙げた松坂世代の一人である左腕
2011年までソフトバンクの先発ローテで実績を積み、2度の日本一に貢献。
2003年には日本シリーズMVPに輝くなど大舞台での強さを発揮した。
しかし2011年オフ、チームの査定方法が変更された事で自身の活躍が高く評価されず、
また一部報道では球団側が「FAを取っても必要とする球団はない」と言われたことなどがきっかけでFA権を行使することになった。
2011年12月に幼少期の頃にファンだった巨人へのFA移籍を発表。
背番号は2006年まで桑田真澄が背負っていたエースナンバー18を背負う事になり大型移籍が実現した。
2012年4月1日のヤクルト戦で移籍後初登板初勝利。FAで巨人に移籍した投手の初登板初勝利は工藤公康以来2人目だった。
5月4日の阪神戦で移籍後初完封を達成。
5月30日の楽天戦では9回2アウトまで打者26人の出塁を許さない完全試合ペースだったが、
27人目の打者に四球を与え惜しくも完全試合はならず、しかし28人目の打者を見逃し三振に抑え史上75人目のノーヒットノーランを達成した。
7月27日の広島戦で勝利投手になり、工藤公康以来となる近鉄を含めた13球団勝利投手を達成。
最終的に2012年は12勝を挙げ、阪神能見と共に最多奪三振のタイトルを獲得。
ポストシーズンは左肩の違和感で出場はなかったが、チームのリーグ優勝に貢献した。
2018年まで選手でプレーするも2016年から2018年までケガでリハビリ生活に明け暮れ実戦経験がほとんどなかった。
現役引退後は2019年から巨人の投手コーチに就任。
年により1軍2軍3軍とそれぞれの投手コーチを担当していたが、阿部慎之助新監督の下で2024年から1軍投手チーフコーチに就任した。
2024年は投手運用を任されているようで、特にリリーフ陣の適切な運用は巨人ファンに評価されている。
国際大会の出場経験も豊富で3度のWBC、2度のオリンピックに選手として出場している。
パワナンバー：13700 20120 54100
対左B：対左.168 0HR(対右.218 6HR)
尻上がり：7回2失点、8回2失点、9回1失点(全42失点中)
スロースターター：1回9失点、2回6失点(全42失点中)
8月最初の更新となります。多忙と体調が優れなかったので更新が遅れて申し訳ありません。
現在は投手コーチとして結果を残している杉内ですが、まあ杉内が巨人に来ると分かった時は興奮しましたよ。
血行障害やケガもあって実働は実質4年でしたが、貴重な左ローテ投手として結果を残してくれました。
普段先発専任の投手をあまり作成しないのでなかなか新鮮な気持ちで作成できましたね。
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